デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。
日本を代表する写真家のひとり
植田正治(1913-2000)の写真が東京駅にきています

「パパとママとコドモたち 1949」

「子狐登場 1948」

「砂丘モード 1983」
故郷である山陰地方を生涯拠点とし、
オブジェのように被写体を配置した絵画的で詩的で童話的な写真
最小限の要素、計算しつくされた構図の均整美や面白さは
見れば見るほどに
写真の奥深さへと誘ってくれます。
今回の新しい発見は…
「桜の花が咲いたら写真にならない」
と作者の言葉にあったように
翳りのような美をあらためて深く感じたこと
古の茶室内でみられる均整美や、侘び寂びの翳りの美のような・・・
日本人の血に受け継がれてる共通の感覚というか・・・
みていてとても心地よい理由は
そういうことかもしれないと。
新発見の作品を含む代表作150点を今みることができます。
館内、お仕事帰りのスーツのおじさまが目立ちました。
「生誕100年!植田正治のつくりかた」
1/5(日)まで東京ステーションギャラリーにて
金曜日は20時まで
SHIORI HASHIMOTO
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