「お揃いのカタチ」は様々です。

男性と女性のいろんな想いやこだわりを実現できるオーダーメイド マリッジリング。
自分たちでつくるセルフメイドは、それをご自身の手でカタチにできます。

今回、マリッジリングを手づくりされたおふたり。
おふたりだけの「お揃い」を実現されましたよ。

おふたりともご自分のリングを制作。
奥様は、イエローゴールドに鎚目（ハンマー仕上げ）のリング。


ご主人は、プラチナ。
ヤスリを駆使した「刷り出し」で制作していきます。


フラットなフォルムがおふたりの「お揃い」。
素材の違いはおふたりの好みやライフスタイルにあわせて。


ご主人のリングには、何やら「スクエア（正方形）」の面が･･･。


そして、リング内側の刻印打ち。
楽しそう！


そして、完成！
（詳しい制作のようすはコチラから）


充実感いっぱいのおふたり。


こちらが、クラフトマンがブラッシュアップした最終形。


そして、もうひとつの「お揃い」。
それは、ご主人のこだわりの「スクエアの面」は、
奥さまのエンゲージリングにあわせたものなのでした。


ご主人の優しいお人柄とお気持ちがこもってますね。

ベルギーの美しい建築

デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

今年のはじまりに欧州を旅行してきました。
美しかったもの、心に残ったもの、時折ご紹介していきますね。

[ストックレー邸（1905年-1911年）]

ベルギーには世界遺産の建築がたくさんあります。
その中のひとつ、ブリュッセルにあるストックレー邸を訪ねました。

私の敬愛するウィーンの建築家ヨーゼフ・ホフマン（1870-1956年）のモダニズム建築の傑作。
直線で織りなす構成は、当時アール・デコ時代を20年先取りする斬新なデザインだったようです。
＞私とヨーゼフ・ホフマンとの出会い･･･「旅のはじまりは」



大きな四角と小さな四角が響きあう美しいデザイン。
最上部には4人の男性像を発見！


この邸宅は建築だけでなく、庭園や装飾、内装、照明、家具、食器にいたるすべてを
「ウィーン工房」が手がけた総合芸術なのです。

特に食堂の壁面のグスタフ・クリムトのモザイク画はとても有名です。
（ですが･･･、残念ながら･･･内部は一般公開されておらず入れませんでしたので画像を拝借）

室内の左右にある壁画「ストックレーフリーズ」


こちらが、クリムトのモザイク画。見たかった。
その材料には、貴石、珊瑚、銀や銅、エナメルが使用されているそうです！


ストックレー氏は、ホフマンに仕事を依頼した際、
上限のない白紙の小切手を渡したという逸話が。

現在は外観だけにはなりますが100年近く経った今でも色褪せない
贅をつくした美しいモダニズムに出逢うことができました。

いつか内部が公開される日を楽しみに･･･。


SHIORI　HASHIMOTO

アンティークなマリッジリングにトライ！！

「アンティークな雰囲気で、自分たちらしくこだわりたい！」

オリジナルを強くお求めになっていらっしゃいました。

ショップにある画集からアンティークジュエリーの本を選んで
イメージソースを集めて集めて･･･

愛おしいカタチを発見！

奥様はアンティークらしい特徴を最大限に。
旦那様は雰囲気をあわせながらも同幅で。

おふたりのデザインが決まりました。



「魔法が出てきそうなリング」とみんなで名付け、
いよいよ制作へ！



＞制作のようすはコチラから

ディティールへのこだわりはそれぞれにたくさんあり･･･

リングの内側にはとっておきのメッセージを刻み
フォントにもこだわります。

旦那様は大文字で
奥様は小文字で、さらに深い色のルビーを留めて。

内側も、きりりとした表情。



とっても味のある良い雰囲気です。

見事に完成！！



デザインの着想から、細部のこだわりまで、そして自分たちでクリエイト。
オリジナルジュエリーの醍醐味。

ありがとうございました！