
成人式を迎えたり、社会人としての船出にパールジュエリーを譲り受けることはよくありますね。
今回は、ご結婚を機にお義母様から
「これからのフォーマルな時のために、持っておいたら。」と
パールのネックレス・ピアス、リング用パールを譲り受けた30代の女性様からのご相談。
リング用パールは、お義母様が「好きなデザインのリングを作って欲しい。」と
クラシカルな爪留めのリングからパールを外して、こちらの箱に入れて女性様にくださったそう。

お話をお聞きすると、フォーマルな時の他にも、お気に入りのニーシング社のマリッジリングにあわせて、ちょっとしたお出かけの際にも着けられるようなデザインに、というご希望でした。
ニーシング社のデザインの特徴を生かして、
また、背が高くて指がすらっと長い女性様のスタイルもあわせ、二連のリングをバーで渡す存在感のあるデザインに。
そして、パールの位置が真ん中と、指と指の間にも移動して表情を変えて楽しめるようご提案。

バーの本数や、パールを指と指の間に移動した時に今度はバーが真ん中にくるようになど、女性様と楽しく考えていきました。

リングが完成し、早速お義母様にご報告に行かれて、
「制作の過程などもお話しして、とても喜んでもらえました。」と、お知らせいただきました。
上質なパールはお手入れしながら大切に使うと、永くテリや光沢を楽しめます。
これからのご家族みなさまにとって、いつまでも素敵に寄り添ってくれるジュエリーになることを願っております。
コンセプト ジュエリーワークス
デザイナー
橋本 志織