2025年01月25日

お気に入りとセットアップを楽しむステーションロングネックレスとブレスレット


お気に入りとセットアップを楽しむステーションロングネックレスとブレスレット

今回は、「華やかに、心地よく、お気に入りとセットアップを楽しむ」というお話です。

ご近所にお住まいの50代のお客様。
夏と冬に長いお休みをとって海外で過ごすライフスタイルを愉しまれています。

お持ちになったジュエリーはこちら。
お母様から譲り受けた1石のダイヤリングをリフォームしたペンダントと、長らく眠ったままの5石のダイヤジュエリー。
今まで利用したリフォーム店では、色んなデザインや着け方のアイデア・提案をしてくれなくてというお悩みも・・・。

お気に入りとセットアップを楽しむステーションロングネックレスとブレスレット

外国の方と接することの多いお客様に、もっとジュエリーを楽しんでいただきたい・・・。

まずは「華やかさ」。
お母様のダイヤをメインに、合計6石をアシンメトリーに散らして、ステーションロングネックレスをご提案。
これまでは50p前後のネックレスがお好きで着ける機会が多く、ロングのアイデアに少し驚かれていました。
石座の高さを最小限にしていますので、華やかでありながらさりげなく着けられます。
●DSC_1646-補正529.jpg
そして「心地よさ」。
ロングネックレスのもうひとつのメリットは、心地よく着けられること。
80pは金具の着け外しをすることなく頭からかぶれる長さなので、ストレスなく簡単に着けられます。

さらに「セットアップ」。
お気に入りのジュエリーをヒアリングさせていただく中で、パートナーの方から50歳の記念にプレゼントされた“ティファニーT”のネックレスをとても大切に着けられているとのこと。
ロングネックレスは、重ねて着けることで、そのデザインをより引き立たたせるような長さ、ダイヤの配置を考えました。

お気に入りとセットアップを楽しむステーションロングネックレスとブレスレット

セットアップは、さらに手もとにも。
すっかり楽しくなられたご様子で、この機会にジュエリーボックスを見直し、
「使っていないピアスのダイヤでブレスレットが出来ないですか。」とのご相談。
海外ではブレスレットを着けている女性が多く、印象的で素敵なのだそう。

加工前のピアス
お気に入りとセットアップを楽しむステーションロングネックレスとブレスレット

ロングネックレスと素敵に合わせられるよう、同じ石座のステーションデザインでお作りしました。
こちらはシンメトリーで。

お気に入りとセットアップを楽しむステーションロングネックレスとブレスレット

お気に入りのジュエリー、お母様から受け継いだダイヤ、そして着けるのが楽しくなるセットアップスタイル。

早速、次の旅にご一緒していただけるそうで、ワクワクしますね。

お気に入りとセットアップを楽しむステーションロングネックレスとブレスレット

今回お手伝いしてとても嬉しかったのは、お客様がリフォームやジュエリーを着けることがどんどん楽しくなっていくのを感じさせていただけたことです。

ひとりでも多くの方にそう感じていただけたら幸いです。
お気軽にご相談ください。


コンセプト ジュエリーワークス
デザイナー 橋本志織



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2025年01月10日

時代を超える美しさ・デザインを目指して


あけましておめでとうございます。
デザイナーの橋本です。

皆さま、どのような新年を迎えられましたか?
本年も、アートな感性や既成概念にとらわれないたくさんのアイデアで、皆さまのジュエリーライフがもっと楽しくハッピーになりますように、お手伝いさせていただきます。

昨年は、「今のあなたをキリトル。」をコンセプトに、当ギャラリーで11月に大社優子さんの移動写真館を開催しました。
当店のお客様では、以前制作させていただいたジュエリーを素敵に装って撮影にのぞまれた方もいらっしゃいました。

移動写真館は今年も秋に開催予定です。さらに、皆さまにお会いし、たくさんお話しできるような新たなイベント企画を考えていますので、どうぞお楽しみに。

そんな新企画のアイデアを求めて、年始のお休みに静岡に行ってまいりました。
目指したのは、「芹沢_介美術館」です。

時代を超える美しさ・デザインを目指して

周辺の自然と溶け込むように石を積み上げた平屋建築は、建築家・白井晟一が手がけ「石水館(1981)」と名づけられました。白井は、渋谷区松濤美術館を設計したことでも知られています。

時代を超える美しさ・デザインを目指して

型絵染の人間国宝、染色家・芹沢_介(1895−1984)は、日々の暮らしを楽しく彩る作品を数多く生み出した日本の「民藝」を代表する作家のひとりです。
作品には、のれん、屏風、着物、帯、うちわなど、また染色に留まらず装丁、陶器の絵付け、看板・照明のデザインなどがあります。

時代を超える美しさ・デザインを目指して
「御滝図のれん」紬に型染 1962

IMG_9974-529.jpg
「酒悦マッチボックス」1955


今もなお色褪せない斬新でモダンなデザインでありながら心温まる芹沢作品。
どの作品にも愛をもって向かい合う姿勢が感じられ、永く多くの人に親しまれる理由が分かります。

館内の様子です。
木の組天井とアーチの窓枠が印象的でした。

時代を超える美しさ・デザインを目指して
(芹沢_介美術館 HPより)


美術館のそばにある芹沢_介の家も見学してきました。
芹沢が集めた日本をはじめ世界中の工芸品や家具を見ることができます。
芹沢作品の「もうひとつの創造」を垣間見ることが出来ました。

時代を超える美しさ・デザインを目指して

リビングの奥には作業机がありました。
染色は、絵師・彫師・染師に職人が分かれるのがスタンダードですが、芹沢は作品の全工程を自ら手がけていたと言われています。
この机でアイデアが生まれ、絵を描き、型を彫り、楽しんで作業する姿を想像しました。

時代を超える美しさ・デザインを目指して

アートな感性を存分に刺激され、たくさんのヒントをいただく訪問となりました。
新しい企画については、折に触れてまたご報告させていただきますね。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

時代を超える美しさ・デザインを目指して


コンセプト ジュエリーワークス
デザイナー 橋本志織



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