「光と影の魔術師」といわれた画家・レンブラントの生地、オランダ・ライデンご出身の男性様からエンゲージリングのご相談。
サプライズ企画です。
マーキーズのオールドカットダイヤを選ばれたところまでが前回。
今回はデザインのお話です。
個性的なマーキーズカット、静謐な光を湛えるオールドカットダイヤが最大限に美しく映えるリングデザインを考えていきます。
ふかんして、光をあらゆる角度から取り込むことが出来るようシンプルな構造体を意識しました。
そして、0.651ctの大きなダイヤを包み込むフレームは、その存在感に合わせて最適なバランスに。
仕上げは、ダイヤとの陰翳を考えて、抑えめに一部ヘアラインマットを入れました。
「光と影」でストーリーを紡いだレンブラント。男性様のこだわりのリングにもそのアートテーマを取り入れたことで、ドラマティックな雰囲気を表現できていると思います。


最後にリング内側の刻印。
おふたりの日本滞在予定は今年の5月まで、日本在住の記念に刻印はカタカナで。
というリクエストにお応えして・・・

ご納品は無事終わり・・・、
数日後、メールと写真が送られてきました。
岩手県安比高原にて、とびきり嬉しそうな笑顔の女性様のお姿。


サプライズ、大成功!ですね。
13年目からの新たなスタートは輝かしく、いつまでも仲良くお幸せに・・・。
コンセプト ジュエリーワークス
デザイナー 橋本 志織