
マリッジリングをお考えの方は、画像検索をしながら好みのイメージを固めていく方が多くいらっしゃいます。
今回ご相談いただいたおふたりも、コンセプト ジュエリーワークスのいくつかの事例をブックマークされご来店されました。
ご来店当初は具体的なイメージが固まりきっていませんでしたが、他の事例をご紹介したり、色々なお話しをさせていただくうちに、
・きらきらのよくあるマリッジリングではなく、
・12年一緒に過ごしてきたので、ずっと昔からあるような佇まいにしたい。
・しっかり存在感があって、
・カラーはイエローで・・・
と、どちらかといえば「マリッジリングらしくないマリッジリング」という傾向がはっきりとしてきました。
ご希望をかなえていく最も重要な要素は「テクスチャ(リングの表情)」と考え、色々なテクスチャをご案内しました。
その中で、詫び寂びを感じるシックな鏨(たがね)を施すオリジナルテクスチャを気に入っていただきました。
当店で人気のあるこの個性的なテクスチャは、彫刻家が作品を彫刻刀と鑿(のみ)でカタチを探りながら制作しているような雰囲気を作り出したく、職人さんと一緒に試行錯誤を重ね生み出しました。凸凹とした表面は、全面を何度も鏨で削って創り出しています。

存在感を意識し、幅は一般的なマリッジリングより太めの4o。
かなりボリュームがあり贅沢な作りです。
側面にもテクスチャを施していることで、全体のフォルムがラフでさらに温かい雰囲気に。
ずっと以前から時間を共にしてきたような佇まいを実現しています。
素材はイメージ通りのイエローゴールド。
さらに「長年の付き合いから結婚を決意した覚悟をワンポイントとして入れたい。」というリクエストが男性側からありました。
光を吸収するマットなゴールドに対比して、光を放つ鏡のようなプラチナを一部お入れしました。プラチナの分量は、おふたりにとって大切な日付をおふたりだけがわかる量に視覚化して入れ込みました。

男性様はサッカー、女性様はダンスと活動的なおふたり。
アクティヴに楽しく、末永くリングも育ててくださいね。
未来のアンティークになりますように・・・
「マリッジリングらしくないマリッジリング」もオーダーメイドなら可能です。
お歳を重ねられてもますますお似合いになるデザインをパーソナルにスタイリングしながらご提案します。
ご相談いただけましたら幸いです。