
前回のブログでご紹介したお客様の「パールペンダント編」です。
50代のお客様は、お母様から譲り受けたジュエリーをひとつひとつ丁寧に、修理したりリメイクしながらこれから楽しんでいこうとされています。
今回はこちらのパールペンダント2点。
「カジュアルに普段使いできるペンダントに」というお考えでした。

どちらも主役級の2粒の南洋パール。
アコヤ貝と違い大きな真珠が育つ南洋パールはその存在感が特徴です。
形も色もナチュラルでユニークなので、どのように素材を生かすかアート感覚を刺激されます。
デザインソースは、アメリカの古い建築にあったペンダントライト。
美しいラインを探しながらのドローイングを経て、お客様が気に入ってくださったのが2粒のパールを曲線でつないだすっきりと軽やかなアートなデザイン。

素材はゴールドで温かみを出し、その長さはお客様の身長に合わせて細かく決めていきました。
パールが前後になり奥行きのある構造なので立体的にオブジェのように楽しめます。

曲線の連続でチェーンが通る部分を2ケ所創り出し、ロングでもチョーカースタイルでもバランスを変え、スタイリングが楽しめるようにしています。


譲り受けたジュエリーたち。
ご一緒に暮らすお母様もきっと喜ばれますね。
ぜひ、お母様の反応やエピソードをお聞きしたいです!
コンセプト ジュエリーワークス
デザイナー 橋本志織