
デザイナーの橋本です。
今回はピンキーリングの事例を2つ紹介しつつ、その楽しみ方を考えてみます。
皆さんがイメージする「リング映えする」のはどの指ですか?
やはり多くは利き手の薬指、中指、人差し指ですよね。
ましてやダイヤを冠したリングはなおさら存在感を持たせたいものです。
1事例めは、
「お母様の古いダイヤのリングを作り替えて特別なジュエリーにしたい」というご相談。
ところが普段アクセサリーをあまり着けないお客様は、リングは煩わしくて苦手とのこと。
ペンダントなどのアイテムも考えましたが、特別なジュエリーにするために、いつも目にすることが出来るリングをご提案。
「小指だったら着けられそう!」ということでピンキーリングのデザインをお描きしました。
加工前のリング

小指とのバランスを考え、細目のゴールドですっきりシンプルに。
お洋服やストールに引っかかったりしないよう、また普段使いの強度に耐えられるよう、ダイヤをフレームでしっかり留めたデザインにしました。
リングが苦手だったり、手をたくさん動かすお仕事の方でも使いやすい、それでいて存在感・特別感のあるジュエリーになりました。
オードリー・ヘプバーンは、私生活で唯一身に着けていたのがピンキーリングだったそうですよ。

お守りのように身に着けたい時もピンキーリングがかなえてくれます。
2事例めは、
「お父様の形見の金歯をいつも身に着けていたい」というご相談でした。
これまでもペンダントなどに加工させていただいたりしましたが、
今回は、
・(新たな金を足すことなく)金歯のみの金属で
・視覚的に分かるデザインで
一番サイズが小さいピンキーリングをご提案しました。
金歯を溶かしたカタチをそのままリングにしました。
リング部分は色を変えてプラチナでシンプルに。

加工前の金歯

願掛け、想いを込めて身に着けるのもジュエリーならではの楽しみ方。
古くからピンキーリングは幸運を引き寄せるお守りといわれています。
指切りなど、小指は約束や願掛けに使われる指ですね。

眠っているリングをサイズ直しし、気分一新ピンキーリングにして、気軽に楽しむのもよいと思います。
小指は少し下がっているので、薬指にしたリングともあたることなく快適です。
キャンバスが広がり、コーディネートや重ねづけなど、リングの楽しみ方も増えます。
お気軽にご相談くださいね。
コンセプト ジュエリーワークス
デザイナー 橋本志織
-旅のブログ掲載中-
−アートと建築の旅@− フランス【マティス ロザリオ礼拝堂 / ヴァンス】
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