
40代ミセスのお客様、ミモレで紹介された当店の記事がきっかけでこのたびご相談くださいました。
お持ちになったのは、思い入れのあるオパールのリング。
祖母様からお母様へ、10年前にお母様からお客様へ3世代にわたり愛用されてきました。
当初は、縦向き1石のクラシカルな4本爪のデザインだったそうです。
お客様が受け継ぎ、百貨店でメレダイヤにミルを足して少し華やかに作り替えましたが、2回ほどしか使用されずきれいな状態のままでした。
こちらがそのリング。

お客様にはデコラティブに感じてきて着けなくなってしまったそう。
今の気分は、「シンプルにカジュアルにもっともっと着けたい!」
プレイ・オブ・カラー(遊色効果)を楽しむ色彩豊かなオパールは、あまり装飾せずシンプルなフォルムのほうがその特徴を引き出せるかなと思います。
そして、日常的に着けていたいというお客様の希望をかなえるには、
マリッジリングとの重ね着けが最もよいのでは、とご提案させていただきました。
ティファニーのマリッジリングと厚みを揃え、そのバランスにあわせて細めのリング幅に。

こちらは、当店オリジナル(SHIORIHASHIMOTO“JAZZ”)をデザインソースとしたものです。
一般的に石が付いているリングですと、重ね着けした際に隙間があきますが、石を留める部分がリングの上側に付いていますので、どんな形やサイズの石でも、他のリングとぴったり重ねることが出来ます。
また、強度を心配される方もいらっしゃると思いますが、このように凸凹を作りしっかりはめ込んで溶接していますので大丈夫です。見えない部分ですが、アイデアと工夫を凝らしこだわって制作しています。

リング内側には、祖母様、お母様のイニシャルを刻みました。
マリッジリングとの重ね着けの他にも、ゴールドと組み合わせてコンビネーションにしたり、3連にしたり・・・ 色々な表情の違いを愉しめます。
思い入れのあるリングを、今のご自身にあわせて、美しく、もっと楽しく。
素敵なヒストリーが再び始まりますね。

コンセプト ジュエリーワークス
デザイナー 橋本志織
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