現代スペインを代表するリアリズムの画家(1936-)
10代からずっとあこがれていたロペスの作品が
ついに!!日本に初めてやってきました
家族や部屋、庭の植物や住んでいる町・・・
ありふれた日常がモティーフ

絵は「グラン・ビア」

「グラン・ビア」を制作中のロペス
早朝の光をとらえるために
毎年同じ季節、同じ時間、同じ場所に通いイーゼルを立て続け、
7年の年月をかけた作品といわれています
刻々と変化していく都市や身の回りのものの変化をキャンヴァスに重ね続けることで
描かれた風景はまるで生き物のような・・・
独特の存在感が生まれているように思います



これはわたしが美大を目指して通っていた予備校にあったロペスの画集
お願いして譲っていただいたものです
切れては直し・・・
たくさんの手の跡・・・鉛筆や油絵具が染み付き・・・
中は汚れてもっとぼろぼろですが、
この画集を開くと、
ロペスにあこがれていたたくさんの受験生の時のやる気を
今でもいただいております
今でもかわらず私の大切な宝物です
アントニオ・ロペス展
6/16(日)まで 渋谷Bunkamuraミュージアムにて
SHIORI HASHIMOTO