デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。
バルテュス(1908-2001)の作品が現在、上野の東京都美術館にきています。
遅ればせながら・・・
油絵科出身の私にとって、学生時代からあこがれの作家。
実際にたくさんの作品に逢えるとは夢のようです。

「夢見るテレーズ」1938
今回はスイス・ロシニエールにあるバルテュスのアトリエが再現されているとのことで話題に。
煙草の吸殻も当時のそのもので、節子夫人(!)が飛行機で抱えて持ってきたそうです。

グラン・シャレのアトリエの再現(写真拝借いたしました。)

「美しい日々」1944-1946
画家や詩人に囲まれて育ち、美術学校には通っていないと。
驚き!
幼いころより日本や中国といった東洋文化に親しみ、
岡倉天心の「茶の本」を呼んでいたそうです。
そして晩年は、さらに東西の世界の融合へ傾倒していきます。
現実とファンタジーの境目に追いやるような妖しい魅力。
不思議な世界観をぜひ!
没後初の大回顧展
6/22(日)まで(金曜日は20時までです。)
東京都美術館にて