2015年12月28日

[身に着ける彫刻]‘SCULPTURE’のイヤリング


「身につける彫刻」イヤリング

デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

[身に着ける彫刻]がコンセプトの‘SCULPTURE’に新しい作品を追加しました。

イヤリングのバリエーションがあまりない、というところからスタート。
コーディネートのポイントになるような自然に響きあう美しいカタチ
を表現した‘SCULPTURE’シリーズ。

イヤリングをもっと美しく、どんな方でもバランスよく着けていただけるようなデザインです。

「身に着ける彫刻」イヤリング

今年も残りわずかとなってまいりました。
コンセプト ジュエリーワークスをご利用くださった方、ありがとうございました。
STORYや大切な思いをより良いカタチに、お手伝いさせていただきましたこと感謝いたします。

少し早めですが、皆さま良い年をお迎えくださいませ。
明日29日(火)までショップにおります。

SHIORI HASHIMOTO
shiorihashimoto.com




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2015年10月09日

'JAZZ'で'MODE'な気分のエンゲージリング


JAZZ529378.jpg

デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

私のオリジナルブランドから、エンゲージリングの作品をご紹介します。

普段使いができてミニマムでモードな、エンゲージリングを考えました。

石の持つ独特なカタチを360°いかすためミニマムなフレームだけで構成しました。
石にあわせてつくりますので、オーダーメイドならではのデザイン。
今回はプリンセスカットのダイヤモンドでつくりました。

jazz529378 .jpg

jazz529378.jpg

product名は‘JAZZ’
一筆書きのようなラインは、
リズミカルでトルソーのフォルムのようにカーブを描いて。

イメージソースは、マティスの切り絵の作品から

JAZZ529378.jpg
Henri Matisse 'jazz' 1946

石の個性を遊ぶシンプルなフレームのリングです。

SHIORI HASHIMOTO
shiorihashimoto.com





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2015年07月25日

ピンクサファイアのゴールドリング


ピンクサファイアのゴールドリング.jpg

デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

いつもコンセプト ジュエリーワークスをご利用いただいているマダム。
娘様と一緒にご来店いただきました。

娘様にプレゼントしたピンクサファイアのルース。
「ちょっとしたお出かけの時にも着けられるようなリングにしたい。」
という娘様からのご相談です。

こちらがお持ちになったルース。
大きめの綺麗なカラーで、
横から見るとカットが左右非対称で形がとても魅力的。

ピンクサファイアのゴールドリング.jpg

石のキャラクターを生かし、全てのカタチを見ることが出来るデザイン。
シンプルでミニマムに。

ダイヤのリングでご提案している私のオリジナルデザインを気にいっていただき、
この美しいカラーストーンに反映させていただきました。

ピンクサファイアのゴールドリング.jpg

今は、小さなお子様がいらして慌しい毎日。
とても使いやすいデザインになっていると思います。
やがてゴールドをマットにして違う雰囲気を楽しんでいただいてもいいですね。

家族の内側に、家族をつなぐジュエリー。
また皆さんにお会い出来る日を楽しみにしています。





オーダーメイドで自分ブランドを
[お問い合わせ・ご予約]
03-6427-4477
www.concept-jw.jp

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2015年04月29日

SIGNというコンセプトのマリッジリング [SHIORI HASHIMOTO]


signという名のマリッジリング

デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。
スローペースですが発表させていただいている私のオリジナルブランドから、
マリッジリングの作品をご紹介します。

product名は‘SIGN’
マリッジリングといえば・・・
リングの内側に素材やイニシャル、メッセージの刻印が一列に並ぶのが定番ですが、
「刻印」の意味をもう少し考えてみました。

内側に文字がひとつもないシンプルなリング。
リング表面にある2つのゴールドのドットが2人を表す刻印を意味します。
ドットは、象嵌(ぞうがん)という技法によります。

新しい家族が増えるたび、隣にひとつずつ・・・リングも変化していきます。
毎日「しるし」を眺めながら、変化や過程をあらためて想うというコンセプトのリングです。

私たちは、日々いろいろな場所でいろいろな‘SIGN’を発見することが出来ます。
例えば道に偶然出来たコンポジションとか・・・

signという名のマリッジリング


生き物の軌跡とか・・・

signという名のマリッジリング

愛しい瞬間の数々。

いつか振り返った時、過ごしてきた大切な時間を感じられるような、
そんなものづくりができたらと思っています。

SHIORI HASHIMOTO
http://shiorihashimoto.com/









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2015年02月06日

「影」をテーマにしたマリッジリング [SHIORI HASHIMOTO]

SHADOW-補正-528378.jpg

デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。
新しく発表したマリッジリングのnew productをご紹介させていただきます。

現代美術のコレクターであるお客様のために考えご提案させていただいたデザイン。
product名は‘SHADOW’
お客様がお好きな現代美術家・高松次郎「影」の作品をデザインソースに、
リングにできる影の微細な陰影の美をリングに映したデザインです。

実体のない影のみを描いた「影」シリーズは、あえて「思考させる」コンセプチュアルアート。

影371
                                <影371>1977
「新しい純白のキャンバスの上に、その純白のキャンバスを描写すること。」
高松次郎

おふたりにとって、
アートピースのような感覚で遊んでいただけたらと願っています。

そして現在、高松次郎(1936-1998)をたくさん知ることができる回顧展が開催中。
どんな新しい発見があるのか、私も楽しみにしております。
「高松次郎ミステリーズ」
東京国立近代美術館(竹橋)にて
3/1(日)まで
 










タグ:高松次郎
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2014年11月04日

過程を楽しむエンゲージリング


SHIORIHASHIMOTO

デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。
エンゲージリングの新しい作品を紹介させていただきます。

product名は‘PROCESS’
[ひとつのリングで過程(PROCESS)を楽しむ]というコンセプトです。

私がキャンバスに油絵を描いている時、完成までの間に色々な旅をします。
刻々と表情を変える画と向き合いながら、
偶然を許容したり・・・、手がかりを探しながら試行錯誤したり・・・
完成に至るまでに魅力的な表情にたくさん出会うことになります。

このエンゲージリング‘PROCESS’は、ダイヤモンドの原石を留めています。
ファセットのカットと違いあまり光りません。
新しい生活の華やかなスタートに、あえて原石の「ワクワクするような秘めた可能性」を楽しんでいただき、
いつかカットをほどこして煌めく宝石へ、そして成熟した輝きを放つリングへと変身させていただきたいという私からのご提案です。

ダイヤモンド原石

さらには、表情を変えたダイヤに合わせて新たにリングのデザインを考えたり、アイテムを変えてネックレスにしたりと、移りゆくご自身のライフステージ・ライフスタイルの変化にあわせて、一緒に歩んでいけるような楽しいリングを作りたいと思いカタチにしました。

育てていく・・・、変えていく・・・
過程を楽しんでいただければと願っています。









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2014年10月14日

VINTAGE WEDDING STYLE


mikamatsumoto-JPG-529352.jpg

デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

ウェディングリングをオーダーしてくださったお客様から、
ウェディングドレスやアクセサリーのご相談をお受けすることがあります。

「『理想のwedding』をこだわりのringと同じ世界観でご提案したい。」

そんな時、ファッションクリエイターMIKA MATSUMOTOさんと出会いました。
彼女が海外の蚤の市や骨董市で探し集めた選りすぐりの「宝物」の中から、
コーディネートしやすく雰囲気のある素敵な一点モノのヘッドドレス&ハットを中心に、
コンセプト ジュエリーワークスのお客様のためにセレクトしてまいりました。

コンセプトは“VINTAGE WEDDING STYLE”

古き良き時代の帽子&アクセサリー。
美しい手仕事が生み出した過去からの贈り物。

オーダーメイド同様、1点モノの楽しさをご紹介したいと思っています。
あなたのweddingをもっとドラマティックに。
大切な日のためにお手伝いさせていただけたら幸いです。

>詳しくはこちらから







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2014年08月26日

「THE RINGS」指輪展


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

上野・国立西洋美術館で、リングの歴史を旅することができる展示が行われています。
『指輪 神々の時代から現代まで ― 時を超える輝き』

リング350250.jpg


なんと!!
4000年前の古代エジプト、アメシストのフンコロガシのリングから旅は始まります。
イメージでタイムスリップしても見当もつかないくらい遡りますが、
大変魅惑的な光を放つリング、当時は「お守り」として用いられていたようです。

hashimoto_04 sukarabe350250.jpg

時代によってダイヤの輝きの違いが分かる展示も面白い。
原石から始まり、現代のブリリアントカットまでの進化を見ることができます。

また、マリー・アントワネットからココ・シャネルまでの衣装と、
ファッションモードを反映したリングの展示がとても興味深い。
装飾品は時代を映すものですが、
各時代の女性がどんな生活をおくっていたのか、思いを馳せながら・・・

たくさんのリングを知り、リングの意味を今一度考えたいおすすめの展示です。

時代ごとに約300点ものリングに出逢えます。
ぜひ。(拡大鏡があればより楽しめると思います!)

上野・国立西洋美術館にて
9/15(祝・月)まで








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2014年07月11日

美しいカタチのイヤリングをお探しの方に。


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。
NEW WORKをlaunchしました。

[身に着ける彫刻]がコンセプトの‘SCULPTURE’.

イヤリング(ピアス)シリーズ第一弾は、
マリッジリングでも好評のメビウスデザインを
どんな方でもバランスよく着けていただけるデザインに。

「欲しいイヤリングがない・・・。」、
「顔の輪郭をキレイにみせたい!」など
お悩みの方へ。

自然と響き合う美しいカタチを表現したSCULPTURE.
少しずつ、デザインのバリエーションを増やしていきます。

SCULPTURE 1.jpg

DSC_1425●SCULPTURE 2.jpg

(SILVERまたはK10YG/WGでおつくりします。)
http://shiorihashimoto.com/

SHIORI HASHIMOTO







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2014年06月17日

ライフステージの節目に大切なジュエリーを

こんにちは。
デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

お母様とお嬢様でコンセプト ジュエリーワークスをご利用いただいているお客様。

お母様の還暦の記念と、
以前、婚約指輪をオーダーしてくださったお嬢様のご出産祝いが重なり・・・
今回、おふたりのメモリアルなジュエリーづくりのお手伝いをさせていただきました。

お母様の還暦の記念には・・・
「美しいエメラルドカットダイヤの普段使いデザインのリング」
リングの内側には“60TH”と刻印。

エメラルドカットダイヤモンドリング

お嬢様のご出産祝いには・・・
「ベビーリング 兼 ペンダントトップ」
ご家族の誕生石とベビーのデータを入れてスペシャルに。

ベビーリング

ライフステージの素敵な節目にジュエリーを、とご相談くださったこと、
親子三代にわたりお手伝いさせていただいたことは、
私にとってたいへん幸せなことでした。

ベビーリング

リングたちが、素晴らしい記念になりますように・・・
そして皆さまのますますのクオリティライフに願いをこめて。

SHIORI HASHIMOTO










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2014年06月11日

バルテュス展


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

バルテュス(1908-2001)の作品が現在、上野の東京都美術館にきています。

遅ればせながら・・・
油絵科出身の私にとって、学生時代からあこがれの作家。
実際にたくさんの作品に逢えるとは夢のようです。

バルテュス展.jpg
「夢見るテレーズ」1938

今回はスイス・ロシニエールにあるバルテュスのアトリエが再現されているとのことで話題に。
煙草の吸殻も当時のそのもので、節子夫人(!)が飛行機で抱えて持ってきたそうです。

アトリエ.jpg
グラン・シャレのアトリエの再現(写真拝借いたしました。)

バルテュス.jpg
「美しい日々」1944-1946

画家や詩人に囲まれて育ち、美術学校には通っていないと。
驚き!
幼いころより日本や中国といった東洋文化に親しみ、
岡倉天心の「茶の本」を呼んでいたそうです。

そして晩年は、さらに東西の世界の融合へ傾倒していきます。

現実とファンタジーの境目に追いやるような妖しい魅力。
不思議な世界観をぜひ!

没後初の大回顧展
6/22(日)まで(金曜日は20時までです。)
東京都美術館にて












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2014年04月04日

ブリュッセルの夜の散歩道


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。
欧州の旅、夜のフォトスケッチをいくつか・・・

ベルギー・ブリュッセルの夜は特別すてき。

まずはグラン・プラス前に向かいます。

この通りを抜けると・・・
image-2.jpg

世界一美しい広場!
15世紀の建物 世界遺産「グラン・プラス」。
ブリュッセルの旧市庁舎です。
image 1.jpg

しばらく歩いたら、サンカトリーヌ広場。
かわいい移動遊園地がきてました。
image 4.jpg

近くのカフェ。
テラスでおしゃべり。寒くないのかしら・・・。
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ホテルのあるグラン・プラス周辺に戻って・・・
パサージュ(アーケード街)をウインドウショッピング。
シネマ。
image-5.jpg

レストラン。
image-6.jpg

おじいさま、おばあさまも夜のブリュッセルを仲良くお散歩していらっしゃいました。

旅のひとこま、またこんどご紹介しますね。








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2014年02月15日

ベルギーの美しい建築


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

今年のはじまりに欧州を旅行してきました。
美しかったもの、心に残ったもの、時折ご紹介していきますね。

[ストックレー邸(1905年-1911年)]

ベルギーには世界遺産の建築がたくさんあります。
その中のひとつ、ブリュッセルにあるストックレー邸を訪ねました。

私の敬愛するウィーンの建築家ヨーゼフ・ホフマン(1870-1956年)のモダニズム建築の傑作。
直線で織りなす構成は、当時アール・デコ時代を20年先取りする斬新なデザインだったようです。
>私とヨーゼフ・ホフマンとの出会い・・・「旅のはじまりは」

ストックレー外観.jpg

大きな四角と小さな四角が響きあう美しいデザイン。
最上部には4人の男性像を発見!
ストックレー外観2.jpg

この邸宅は建築だけでなく、庭園や装飾、内装、照明、家具、食器にいたるすべてを
「ウィーン工房」が手がけた総合芸術なのです。

特に食堂の壁面のグスタフ・クリムトのモザイク画はとても有名です。
(ですが・・・、残念ながら・・・内部は一般公開されておらず入れませんでしたので画像を拝借)

室内の左右にある壁画「ストックレーフリーズ」
ストックレー邸食堂.jpg

こちらが、クリムトのモザイク画。見たかった。
その材料には、貴石、珊瑚、銀や銅、エナメルが使用されているそうです!
ストックレーフリーズTree_of_Life.jpg

ストックレー氏は、ホフマンに仕事を依頼した際、
上限のない白紙の小切手を渡したという逸話が。

現在は外観だけにはなりますが100年近く経った今でも色褪せない
贅をつくした美しいモダニズムに出逢うことができました。

いつか内部が公開される日を楽しみに・・・。


SHIORI HASHIMOTO




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2014年01月09日

わたしの[NEW JOURNEY 2014]は・・・


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

少し長めにお休みをいただいて本日より仕事始めです。

今年もオリジナルジュエリーを通じて、
たくさんの「たのしい!」を皆さまにお届けしてまいりたいと心を整えております。

お正月から欧州を訪ね、刺激的で夢のような時間を過ごしてまいりました。

ブリュッセル公園.jpg

記憶に残したいすてきなモノやコトとの出逢い、
折に触れてご紹介していきたいと思っています。
(写真は、ブリュッセルにある広場です)

本年もどうぞよろしくおねがいいたします。

SHIORI HASHIMOTO





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2013年12月29日

はなうたをくちずさみながら


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

みなさま今年一年もまことにありがとうございました。

年の瀬に、わたくしのオリジナル作品をご紹介させていただきます。

「NOTE」
五線譜と音符。
五線譜の風景をモティーフに、音符の居場所を切りとりました。
線と音符が作り出す「間」を楽しむ作品です。

みなさまに豊かな時間が流れるよう願いながら・・・。

[ブローチ]
ブローチ.jpg

[リング]
リング.jpg

そして、新しい年。

青い空の下
新しい旅のはじまりは
どんなステキな出逢いが待っているのだろうと
ワクワクの期待感
はなうたをくちずさみながら・・・。

窓辺.jpg

来年もよろしくお願い申し上げます

SHIORIHASHIMOTO







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2013年11月26日

「植田正治のつくりかた」


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。
 
日本を代表する写真家のひとり
植田正治(1913-2000)の写真が東京駅にきています

パパとママとコドモたち1949.jpg
「パパとママとコドモたち 1949」

子狐登場1948.jpg
「子狐登場 1948」

砂丘モード1983.jpg
「砂丘モード 1983」

故郷である山陰地方を生涯拠点とし、
オブジェのように被写体を配置した絵画的で詩的で童話的な写真

最小限の要素、計算しつくされた構図の均整美や面白さは
見れば見るほどに
写真の奥深さへと誘ってくれます。

今回の新しい発見は…

「桜の花が咲いたら写真にならない」
と作者の言葉にあったように
翳りのような美をあらためて深く感じたこと

古の茶室内でみられる均整美や、侘び寂びの翳りの美のような・・・
日本人の血に受け継がれてる共通の感覚というか・・・

みていてとても心地よい理由は
そういうことかもしれないと。

新発見の作品を含む代表作150点を今みることができます。
館内、お仕事帰りのスーツのおじさまが目立ちました。

「生誕100年!植田正治のつくりかた」
1/5(日)まで東京ステーションギャラリーにて
金曜日は20時まで



SHIORI HASHIMOTO
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2013年09月07日

アンドレアス・グルスキー展


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです

ドイツの現代写真を代表する写真家
史上最高値の写真家

アンドレアス・グルスキー(1955-)

65点が初めて日本にやってきました

グルスキー 1.jpg
カミオカンデ(2007)


すべてが等価に広がる独特の世界観

「写真=現実」を疑うような、まるで抽象絵画のような写真

写真を使った画家と言われているそうです


グルスキー 2.jpg
バーレーンT(2005) 

グルスキー3.jpg
99セント(1999) 


この他にも衛星からの画像を基にした「オーシャン」(2010)や
白い絵具を落としたような「南極」(2010)が
とくに絵画のようで美しかったです

グルスキーの世界観

作者との視点の違いを感じ
地球の裏側を想像するような・・・

最高の気分転換にぜひ!


アンドレアス・グルスキー展
9/16(祝・月)まで六本木・国立新美術館にて



SHIORI HASHIMOTO


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2013年08月23日

[YOUR LANDSCAPE]


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです

秋が恋しく
待ち遠しい・・・
早く帽子やブーツやアクセサリーをもっと楽しみたい今日この頃です

秋はウェディングシーズン

芸術の秋・・・
コンセプチュアルなリングはいかがですか?


[YOUR LANDSCAPE]

SHIORI HASHIMOTOオリジナルデザインより

SHIORIHASHIMOTO.jpg

SHIORIHASHIMOTO.jpg

時計ではかり表す時間の他に
生物学では身体のサイズに応じて異なる時間の移ろい(単位)があります

ゾウとネズミでは見ている風景が違います
それぞれどんな色でどんな風に感じ見えているのでしょう

[YOUR LANDSCAPE]は
「ふたりのサイズの違い」をテーマにデザインしたリングです

ふたりのサイズの差は、大きいのか小さいのか・・・
サイズの差がないふたりは似たもの同士なのでしょうか・・・
とても興味深いです

お互いのサイズの違いをいつも身近に感じて
相手の世界観を理解するヒントになりますよう

願いをこめて・・・

SHIORIHASHIMOTO.jpg


SHIORI HASHIMOTO
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2013年07月19日

ドラマを生むクリエイション<ココ・シャネルの哲学>


私がモノづくりをするうえで大切に、そして目標にしていること、

その究極で唯一の事例は「ココ・シャネルのデザインに対する姿勢と根底にある哲学」です。

ココ・シャネル.jpg

中でも香水「N°5」の全てが私のお手本になっています。

何よりボトルデザイン。

当時の常識では考えられなかった厳格なミニマリズム。

スクエアなエッジと直線で構成されたボトル
シンプルなラベリング
黒で縁どられた白いパッケージ

「N°5」にはファッションのアウトプットと同様、シャネルの哲学がつまっています。

香水瓶.jpg

シャネルのアイコンとして90年以上経った今でも時代を超越し輝き続け、
ニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクションとなっている「N°5」

でも、私がモノづくりをするうえで「5」に傾倒するのはデザインだけではありません。

それは「N°5」にまつわるさまざまな背景やストーリーに奥深さを感じているからです。

まずは「悲しいラブストーリー」の存在

この有名な香水が誕生する2年前シャネルは最愛の恋人を亡くしています。

そして「アートやカルチャー」との深い関わり

「N°5」が生まれたのは、アートシーンが活気に満ちた時代。
絵画だけでなく、詩や文学、音楽などあらゆるジャンルの芸術に「抽象性」が影響を及ぼした時代です。
シャネルはピカソ、ダリ、コクトー 、アポリネールなどの前衛芸術家たちと深い親交があり、当時の芸術家たちが表現したように「N°5」はキュビズムやダダイズム、シュルレアリズムを、香りとデザインの世界で実現した作品といえるのです。

そしてマリリン・モンローやアンディ・ウォーホル・・・
20世紀を代表するいくつもの場面に様々な「N°5」のドラマがそれぞれに表現されていきました。

ウォーホール.jpg


「N°5」は時代が生み出した芸術品といえます。


この香水瓶を見るたび

いつの時代も色褪せることない「デザイン」と「スタイル」・・・

そして哲学のあるモノづくりを夢みているのです。


SHIORI HASHIMOTO


タグ:デザイン
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2013年06月12日

アントニオ・ロペス展


現代スペインを代表するリアリズムの画家(1936-)

10代からずっとあこがれていたロペスの作品が

ついに!!日本に初めてやってきました


家族や部屋、庭の植物や住んでいる町・・・

ありふれた日常がモティーフ

lopez1.jpg
絵は「グラン・ビア」

lopez2.jpg
「グラン・ビア」を制作中のロペス

早朝の光をとらえるために

毎年同じ季節、同じ時間、同じ場所に通いイーゼルを立て続け、

7年の年月をかけた作品といわれています

刻々と変化していく都市や身の回りのものの変化をキャンヴァスに重ね続けることで

描かれた風景はまるで生き物のような・・・

独特の存在感が生まれているように思います

画集1.jpg

画集2.jpg

画集3.jpg

これはわたしが美大を目指して通っていた予備校にあったロペスの画集

お願いして譲っていただいたものです


切れては直し・・・

たくさんの手の跡・・・鉛筆や油絵具が染み付き・・・

中は汚れてもっとぼろぼろですが、

この画集を開くと、

ロペスにあこがれていたたくさんの受験生の時のやる気を

今でもいただいております

今でもかわらず私の大切な宝物です


アントニオ・ロペス展
6/16(日)まで 渋谷Bunkamuraミュージアムにて



SHIORI HASHIMOTO







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