2025年01月10日

時代を超える美しさ・デザインを目指して


あけましておめでとうございます。
デザイナーの橋本です。

皆さま、どのような新年を迎えられましたか?
本年も、アートな感性や既成概念にとらわれないたくさんのアイデアで、皆さまのジュエリーライフがもっと楽しくハッピーになりますように、お手伝いさせていただきます。

昨年は、「今のあなたをキリトル。」をコンセプトに、当ギャラリーで11月に大社優子さんの移動写真館を開催しました。
当店のお客様では、以前制作させていただいたジュエリーを素敵に装って撮影にのぞまれた方もいらっしゃいました。

移動写真館は今年も秋に開催予定です。さらに、皆さまにお会いし、たくさんお話しできるような新たなイベント企画を考えていますので、どうぞお楽しみに。

そんな新企画のアイデアを求めて、年始のお休みに静岡に行ってまいりました。
目指したのは、「芹沢_介美術館」です。

時代を超える美しさ・デザインを目指して

周辺の自然と溶け込むように石を積み上げた平屋建築は、建築家・白井晟一が手がけ「石水館(1981)」と名づけられました。白井は、渋谷区松濤美術館を設計したことでも知られています。

時代を超える美しさ・デザインを目指して

型絵染の人間国宝、染色家・芹沢_介(1895−1984)は、日々の暮らしを楽しく彩る作品を数多く生み出した日本の「民藝」を代表する作家のひとりです。
作品には、のれん、屏風、着物、帯、うちわなど、また染色に留まらず装丁、陶器の絵付け、看板・照明のデザインなどがあります。

時代を超える美しさ・デザインを目指して
「御滝図のれん」紬に型染 1962

IMG_9974-529.jpg
「酒悦マッチボックス」1955


今もなお色褪せない斬新でモダンなデザインでありながら心温まる芹沢作品。
どの作品にも愛をもって向かい合う姿勢が感じられ、永く多くの人に親しまれる理由が分かります。

館内の様子です。
木の組天井とアーチの窓枠が印象的でした。

時代を超える美しさ・デザインを目指して
(芹沢_介美術館 HPより)


美術館のそばにある芹沢_介の家も見学してきました。
芹沢が集めた日本をはじめ世界中の工芸品や家具を見ることができます。
芹沢作品の「もうひとつの創造」を垣間見ることが出来ました。

時代を超える美しさ・デザインを目指して

リビングの奥には作業机がありました。
染色は、絵師・彫師・染師に職人が分かれるのがスタンダードですが、芹沢は作品の全工程を自ら手がけていたと言われています。
この机でアイデアが生まれ、絵を描き、型を彫り、楽しんで作業する姿を想像しました。

時代を超える美しさ・デザインを目指して

アートな感性を存分に刺激され、たくさんのヒントをいただく訪問となりました。
新しい企画については、折に触れてまたご報告させていただきますね。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

時代を超える美しさ・デザインを目指して


コンセプト ジュエリーワークス
デザイナー 橋本志織



-旅のブログ掲載中-
−アートと建築の旅@− フランス【マティス ロザリオ礼拝堂 / ヴァンス】
−アートと建築の旅A− フランス【マティス美術館 / ニース】
−アートと建築の旅B− フランス【国立ピカソ美術館・陶器美術館 / ヴァロリス】
−アートと建築の旅C− フランス【ピカソ美術館 / アンティーブ】
−アートと建築の旅D− フランス【ラ・トゥーレット修道院 / リヨン】
−アートと建築の旅E− フランス【ル・コルビュジエ ノートルダム・デュ・オー礼拝堂 / ロンシャン】
−アートと建築の旅F− フランス【マジョレル邸 ・ナンシー派美術館 / ナンシー】
−アートと建築の旅G− フランス【ル・コルビュジエ サヴォワ邸 / ポワシー 】


[お問い合わせ・ご予約]
03-5708-5043
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2024年09月11日

【今のあなたをキリトル。大社優子移動写真館のお知らせ】


デザイナーの橋本です。

お作りさせていただいたリメイク・オーダーメイドジュエリーはご愛用くださってますでしょうか。
様々なシーンで皆さまの日常に彩りを添えてくれていることと思います。
そんな皆さまにぜひご案内したいイベント「移動写真館」を企画しました。

リメイクやオーダーメイドジュエリーにはそのひとつひとつに受け継がれていくストーリーがあり、また、様々な場所で共に過ごした大切な想い出や、刻まれていく時間を思い浮かべた時、その方の「歴史の堆積」ともいえる特別な存在になっているのかなと思います。

私にとって、写真も同じように「刻まれた時間・歴史の堆積」を切り取ったもの、といった感覚があります。
私は、祖父や父の影響もあって学生時代から写真が身近であり大好きなので、いつか写真に関するイベントをやりたいと思っていました。

「移動写真館」は、11月に2日間限定で開催します。
カメラマンは大社 優子さん。
日本画出身の素敵な女性です。

私は、年上のお客様を接客したり、自分自身も歳を重ねるごとに、それはとても素敵なことだという想いが強くなってきました。

移動写真館は毎年の開催を予定しています。
人生の定点カメラとして、皆さまそれぞれのよきタイミングで、瞬間や時間を目で見られるカタチに切り取り残すこと、そして、それを続けていくことで、やがて時間の経過そのものがご自身にとってかけがえのないものになるのでは、と考えています。

想い出のジュエリーと、お気に入りの服でぜひご参加ください。
ジュエリー同様、写真というカタチでも皆さまの大切な人生の節目に携わらせていただけたらと願っております。

橋本志織


写真館 .店内ご案内 pdf2-529白.jpg


【今のあなたをキリトル。大社優子移動写真館】

カメラマン大社 優子さんによるポートレート撮影会を開催します。
2Fギャラリーが写真スタジオに大変身。
あなたや大切な人のための30分のフォトセッション。
自分の知らない自然体の表情や姿に出逢う特別な時間になると思います。
家族写真、プロフィール写真、アーティスト写真・・・etc. ご相談くださいませ。


●開催日: 2024/ 11/ 15(金)・11/ 16(土)
●時間: 11:30〜18:00 (1組30分/事前予約制)
●場所: PENCIL AND PAPER 2Fギャラリー 渋谷区恵比寿南3-2-7 2F
●参加費: 15,000円 (税込)
・大社さんが選んだ1枚をプリント(サイズは6切程度 203×254o前後)
・全カットをデータで後日お渡し

IMG_7345- 撮影風景 完了了529.jpg


■カメラマン: 大社 優子 (おおこそ ゆうこ)@yuko_okoso
武蔵野美術大学・日本画学科卒業後、コマーシャルスタジオを経て2001年独立。広告や雑誌、書籍、ウェブマガジン等の写真を手掛けながら、個展や企画展を開催。ギャラリーや庭など各地でのポートレート撮影をライフワークとしている。

IMG_7405-529.jpg

【お申し込み方法】
ご希望の方は、店頭か電話、またはメールで「写真館希望」と以下の項目をお伝えください。
・お名前
・電話番号
・メールアドレス
・希望日、可能な時間帯

■TEL:03-5708-5043
■MAIL:contact@concept-jw.jp






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2024年01月12日

もっとのびのびと自由に、美しいカタチを探求して


もっとのびのびと自由に、美しいカタチを探求して
「赤の大きな室内」1948年


あけましておめでとうございます。
デザイナーの橋本志織です。
2024年最初のブログは、新年のご挨拶と少し私のビジョンのようなお話しをさせていただきますね。

私は、大学で油絵や版画を学んでいたこともあり、工芸、建築、アートに触れる時間を大切にしています。昨年もたくさんの芸術に触れる機会に恵まれました。中でも印象的だったのは、20年ぶりの大回顧展「マティス展」(4/27〜8/20、東京都美術館)です。行かれた方も多かったのではないでしょうか。

アンリ・マティス(1869−1954)は、フランス生まれの画家。
フォービズム(野獣派)からさらに革新を進め、身体が不自由になっても生涯、色とカタチによる造形的な探求を続けました。

もっとのびのびと自由に、美しいカタチを探求して
「夢」1935年


色彩豊かでリズミカルな構図やカタチが響きあう油絵や切り紙絵は、
多くの人を笑顔に、心地よい気持ちにさせてくれます。

もっとのびのびと自由に、美しいカタチを探求して
「ジャズ(一部)」1947年


今回の展示は油絵、彫刻(めずらしい!)、版画、ドローイング、切り紙絵など。
若き日のマティスが巨匠になるまでの挑戦や苦悩を知ることができ、エネルギー、インスピレーションを多いにいただきました。

"よりのびのびと自由に。"
改めてアートの素晴らしさと強さを感じました。

翻ってジュエリーは・・・
ミリという小さな世界観の中で、どうしても細部に神経や心の目を凝らしがちですが、華やかさや美しさの探求はもとより、佇まいやバランスは彫刻のような、まさにアートの目が必要です。

私もささやかではありますが、アートを学び影響を受けてきたひとりとして、ジュエリーを通して「美しいカタチ」の探求に努めてまいります。さらには、ジュエリーのもうひとつの大切な要素である「スタイリングが楽しくなる」、そんな身に着けるアートを目指していきたいです。
そして、オリジナリティを楽しむ心豊かなライフスタイルが広がっていくことを願っています。

もっとのびのびと自由に、美しいカタチを探求して

本年も、アートな感性や既存概念にとらわれないアイデアでみなさまとご家族の心を温かく幸せにしていけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

コンセプト ジュエリーワークス
デザイナー 橋本志織




-ジュエリーのスタイリング・デザイン承ります-
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2015年12月28日

[身に着ける彫刻]‘SCULPTURE’のイヤリング


「身につける彫刻」イヤリング

デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

[身に着ける彫刻]がコンセプトの‘SCULPTURE’に新しい作品を追加しました。

イヤリングのバリエーションがあまりない、というところからスタート。
コーディネートのポイントになるような自然に響きあう美しいカタチ
を表現した‘SCULPTURE’シリーズ。

イヤリングをもっと美しく、どんな方でもバランスよく着けていただけるようなデザインです。

「身に着ける彫刻」イヤリング

今年も残りわずかとなってまいりました。
コンセプト ジュエリーワークスをご利用くださった方、ありがとうございました。
STORYや大切な思いをより良いカタチに、お手伝いさせていただきましたこと感謝いたします。

少し早めですが、皆さま良い年をお迎えくださいませ。
明日29日(火)までショップにおります。

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shiorihashimoto.com




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2015年10月09日

'JAZZ'で'MODE'な気分のエンゲージリング


JAZZ529378.jpg

デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

私のオリジナルブランドから、エンゲージリングの作品をご紹介します。

普段使いができてミニマムでモードな、エンゲージリングを考えました。

石の持つ独特なカタチを360°いかすためミニマムなフレームだけで構成しました。
石にあわせてつくりますので、オーダーメイドならではのデザイン。
今回はプリンセスカットのダイヤモンドでつくりました。

jazz529378 .jpg

jazz529378.jpg

product名は‘JAZZ’
一筆書きのようなラインは、
リズミカルでトルソーのフォルムのようにカーブを描いて。

イメージソースは、マティスの切り絵の作品から

JAZZ529378.jpg
Henri Matisse 'jazz' 1946

石の個性を遊ぶシンプルなフレームのリングです。

SHIORI HASHIMOTO
shiorihashimoto.com





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2015年07月25日

ピンクサファイアのゴールドリング


ピンクサファイアのゴールドリング.jpg

デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

いつもコンセプト ジュエリーワークスをご利用いただいているマダム。
娘様と一緒にご来店いただきました。

娘様にプレゼントしたピンクサファイアのルース。
「ちょっとしたお出かけの時にも着けられるようなリングにしたい。」
という娘様からのご相談です。

こちらがお持ちになったルース。
大きめの綺麗なカラーで、
横から見るとカットが左右非対称で形がとても魅力的。

ピンクサファイアのゴールドリング.jpg

石のキャラクターを生かし、全てのカタチを見ることが出来るデザイン。
シンプルでミニマムに。

ダイヤのリングでご提案している私のオリジナルデザインを気にいっていただき、
この美しいカラーストーンに反映させていただきました。

ピンクサファイアのゴールドリング.jpg

今は、小さなお子様がいらして慌しい毎日。
とても使いやすいデザインになっていると思います。
やがてゴールドをマットにして違う雰囲気を楽しんでいただいてもいいですね。

家族の内側に、家族をつなぐジュエリー。
また皆さんにお会い出来る日を楽しみにしています。





オーダーメイドで自分ブランドを
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2015年04月29日

SIGNというコンセプトのマリッジリング [SHIORI HASHIMOTO]


signという名のマリッジリング

デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。
スローペースですが発表させていただいている私のオリジナルブランドから、
マリッジリングの作品をご紹介します。

product名は‘SIGN’
マリッジリングといえば・・・
リングの内側に素材やイニシャル、メッセージの刻印が一列に並ぶのが定番ですが、
「刻印」の意味をもう少し考えてみました。

内側に文字がひとつもないシンプルなリング。
リング表面にある2つのゴールドのドットが2人を表す刻印を意味します。
ドットは、象嵌(ぞうがん)という技法によります。

新しい家族が増えるたび、隣にひとつずつ・・・リングも変化していきます。
毎日「しるし」を眺めながら、変化や過程をあらためて想うというコンセプトのリングです。

私たちは、日々いろいろな場所でいろいろな‘SIGN’を発見することが出来ます。
例えば道に偶然出来たコンポジションとか・・・

signという名のマリッジリング


生き物の軌跡とか・・・

signという名のマリッジリング

愛しい瞬間の数々。

いつか振り返った時、過ごしてきた大切な時間を感じられるような、
そんなものづくりができたらと思っています。

SHIORI HASHIMOTO
http://shiorihashimoto.com/









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2015年02月06日

「影」をテーマにしたマリッジリング [SHIORI HASHIMOTO]

SHADOW-補正-528378.jpg

デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。
新しく発表したマリッジリングのnew productをご紹介させていただきます。

現代美術のコレクターであるお客様のために考えご提案させていただいたデザイン。
product名は‘SHADOW’
お客様がお好きな現代美術家・高松次郎「影」の作品をデザインソースに、
リングにできる影の微細な陰影の美をリングに映したデザインです。

実体のない影のみを描いた「影」シリーズは、あえて「思考させる」コンセプチュアルアート。

影371
                                <影371>1977
「新しい純白のキャンバスの上に、その純白のキャンバスを描写すること。」
高松次郎

おふたりにとって、
アートピースのような感覚で遊んでいただけたらと願っています。

そして現在、高松次郎(1936-1998)をたくさん知ることができる回顧展が開催中。
どんな新しい発見があるのか、私も楽しみにしております。
「高松次郎ミステリーズ」
東京国立近代美術館(竹橋)にて
3/1(日)まで
 










タグ:高松次郎
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2014年11月04日

過程を楽しむエンゲージリング


SHIORIHASHIMOTO

デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。
エンゲージリングの新しい作品を紹介させていただきます。

product名は‘PROCESS’
[ひとつのリングで過程(PROCESS)を楽しむ]というコンセプトです。

私がキャンバスに油絵を描いている時、完成までの間に色々な旅をします。
刻々と表情を変える画と向き合いながら、
偶然を許容したり・・・、手がかりを探しながら試行錯誤したり・・・
完成に至るまでに魅力的な表情にたくさん出会うことになります。

このエンゲージリング‘PROCESS’は、ダイヤモンドの原石を留めています。
ファセットのカットと違いあまり光りません。
新しい生活の華やかなスタートに、あえて原石の「ワクワクするような秘めた可能性」を楽しんでいただき、
いつかカットをほどこして煌めく宝石へ、そして成熟した輝きを放つリングへと変身させていただきたいという私からのご提案です。

ダイヤモンド原石

さらには、表情を変えたダイヤに合わせて新たにリングのデザインを考えたり、アイテムを変えてネックレスにしたりと、移りゆくご自身のライフステージ・ライフスタイルの変化にあわせて、一緒に歩んでいけるような楽しいリングを作りたいと思いカタチにしました。

育てていく・・・、変えていく・・・
過程を楽しんでいただければと願っています。









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2014年10月14日

VINTAGE WEDDING STYLE


mikamatsumoto-JPG-529352.jpg

デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

ウェディングリングをオーダーしてくださったお客様から、
ウェディングドレスやアクセサリーのご相談をお受けすることがあります。

「『理想のwedding』をこだわりのringと同じ世界観でご提案したい。」

そんな時、ファッションクリエイターMIKA MATSUMOTOさんと出会いました。
彼女が海外の蚤の市や骨董市で探し集めた選りすぐりの「宝物」の中から、
コーディネートしやすく雰囲気のある素敵な一点モノのヘッドドレス&ハットを中心に、
コンセプト ジュエリーワークスのお客様のためにセレクトしてまいりました。

コンセプトは“VINTAGE WEDDING STYLE”

古き良き時代の帽子&アクセサリー。
美しい手仕事が生み出した過去からの贈り物。

オーダーメイド同様、1点モノの楽しさをご紹介したいと思っています。
あなたのweddingをもっとドラマティックに。
大切な日のためにお手伝いさせていただけたら幸いです。

>詳しくはこちらから







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2014年08月26日

「THE RINGS」指輪展


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

上野・国立西洋美術館で、リングの歴史を旅することができる展示が行われています。
『指輪 神々の時代から現代まで ― 時を超える輝き』

リング350250.jpg


なんと!!
4000年前の古代エジプト、アメシストのフンコロガシのリングから旅は始まります。
イメージでタイムスリップしても見当もつかないくらい遡りますが、
大変魅惑的な光を放つリング、当時は「お守り」として用いられていたようです。

hashimoto_04 sukarabe350250.jpg

時代によってダイヤの輝きの違いが分かる展示も面白い。
原石から始まり、現代のブリリアントカットまでの進化を見ることができます。

また、マリー・アントワネットからココ・シャネルまでの衣装と、
ファッションモードを反映したリングの展示がとても興味深い。
装飾品は時代を映すものですが、
各時代の女性がどんな生活をおくっていたのか、思いを馳せながら・・・

たくさんのリングを知り、リングの意味を今一度考えたいおすすめの展示です。

時代ごとに約300点ものリングに出逢えます。
ぜひ。(拡大鏡があればより楽しめると思います!)

上野・国立西洋美術館にて
9/15(祝・月)まで








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2014年07月11日

美しいカタチのイヤリングをお探しの方に。


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。
NEW WORKをlaunchしました。

[身に着ける彫刻]がコンセプトの‘SCULPTURE’.

イヤリング(ピアス)シリーズ第一弾は、
マリッジリングでも好評のメビウスデザインを
どんな方でもバランスよく着けていただけるデザインに。

「欲しいイヤリングがない・・・。」、
「顔の輪郭をキレイにみせたい!」など
お悩みの方へ。

自然と響き合う美しいカタチを表現したSCULPTURE.
少しずつ、デザインのバリエーションを増やしていきます。

SCULPTURE 1.jpg

DSC_1425●SCULPTURE 2.jpg

(SILVERまたはK10YG/WGでおつくりします。)
http://shiorihashimoto.com/

SHIORI HASHIMOTO







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2014年06月17日

ライフステージの節目に大切なジュエリーを

こんにちは。
デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

お母様とお嬢様でコンセプト ジュエリーワークスをご利用いただいているお客様。

お母様の還暦の記念と、
以前、婚約指輪をオーダーしてくださったお嬢様のご出産祝いが重なり・・・
今回、おふたりのメモリアルなジュエリーづくりのお手伝いをさせていただきました。

お母様の還暦の記念には・・・
「美しいエメラルドカットダイヤの普段使いデザインのリング」
リングの内側には“60TH”と刻印。

エメラルドカットダイヤモンドリング

お嬢様のご出産祝いには・・・
「ベビーリング 兼 ペンダントトップ」
ご家族の誕生石とベビーのデータを入れてスペシャルに。

ベビーリング

ライフステージの素敵な節目にジュエリーを、とご相談くださったこと、
親子三代にわたりお手伝いさせていただいたことは、
私にとってたいへん幸せなことでした。

ベビーリング

リングたちが、素晴らしい記念になりますように・・・
そして皆さまのますますのクオリティライフに願いをこめて。

SHIORI HASHIMOTO










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2014年06月11日

バルテュス展


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

バルテュス(1908-2001)の作品が現在、上野の東京都美術館にきています。

遅ればせながら・・・
油絵科出身の私にとって、学生時代からあこがれの作家。
実際にたくさんの作品に逢えるとは夢のようです。

バルテュス展.jpg
「夢見るテレーズ」1938

今回はスイス・ロシニエールにあるバルテュスのアトリエが再現されているとのことで話題に。
煙草の吸殻も当時のそのもので、節子夫人(!)が飛行機で抱えて持ってきたそうです。

アトリエ.jpg
グラン・シャレのアトリエの再現(写真拝借いたしました。)

バルテュス.jpg
「美しい日々」1944-1946

画家や詩人に囲まれて育ち、美術学校には通っていないと。
驚き!
幼いころより日本や中国といった東洋文化に親しみ、
岡倉天心の「茶の本」を呼んでいたそうです。

そして晩年は、さらに東西の世界の融合へ傾倒していきます。

現実とファンタジーの境目に追いやるような妖しい魅力。
不思議な世界観をぜひ!

没後初の大回顧展
6/22(日)まで(金曜日は20時までです。)
東京都美術館にて












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2014年04月04日

ブリュッセルの夜の散歩道


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。
欧州の旅、夜のフォトスケッチをいくつか・・・

ベルギー・ブリュッセルの夜は特別すてき。

まずはグラン・プラス前に向かいます。

この通りを抜けると・・・
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世界一美しい広場!
15世紀の建物 世界遺産「グラン・プラス」。
ブリュッセルの旧市庁舎です。
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しばらく歩いたら、サンカトリーヌ広場。
かわいい移動遊園地がきてました。
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近くのカフェ。
テラスでおしゃべり。寒くないのかしら・・・。
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ホテルのあるグラン・プラス周辺に戻って・・・
パサージュ(アーケード街)をウインドウショッピング。
シネマ。
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レストラン。
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おじいさま、おばあさまも夜のブリュッセルを仲良くお散歩していらっしゃいました。

旅のひとこま、またこんどご紹介しますね。








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2014年02月15日

ベルギーの美しい建築


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

今年のはじまりに欧州を旅行してきました。
美しかったもの、心に残ったもの、時折ご紹介していきますね。

[ストックレー邸(1905年-1911年)]

ベルギーには世界遺産の建築がたくさんあります。
その中のひとつ、ブリュッセルにあるストックレー邸を訪ねました。

私の敬愛するウィーンの建築家ヨーゼフ・ホフマン(1870-1956年)のモダニズム建築の傑作。
直線で織りなす構成は、当時アール・デコ時代を20年先取りする斬新なデザインだったようです。
>私とヨーゼフ・ホフマンとの出会い・・・「旅のはじまりは」

ストックレー外観.jpg

大きな四角と小さな四角が響きあう美しいデザイン。
最上部には4人の男性像を発見!
ストックレー外観2.jpg

この邸宅は建築だけでなく、庭園や装飾、内装、照明、家具、食器にいたるすべてを
「ウィーン工房」が手がけた総合芸術なのです。

特に食堂の壁面のグスタフ・クリムトのモザイク画はとても有名です。
(ですが・・・、残念ながら・・・内部は一般公開されておらず入れませんでしたので画像を拝借)

室内の左右にある壁画「ストックレーフリーズ」
ストックレー邸食堂.jpg

こちらが、クリムトのモザイク画。見たかった。
その材料には、貴石、珊瑚、銀や銅、エナメルが使用されているそうです!
ストックレーフリーズTree_of_Life.jpg

ストックレー氏は、ホフマンに仕事を依頼した際、
上限のない白紙の小切手を渡したという逸話が。

現在は外観だけにはなりますが100年近く経った今でも色褪せない
贅をつくした美しいモダニズムに出逢うことができました。

いつか内部が公開される日を楽しみに・・・。


SHIORI HASHIMOTO




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2014年01月09日

わたしの[NEW JOURNEY 2014]は・・・


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

少し長めにお休みをいただいて本日より仕事始めです。

今年もオリジナルジュエリーを通じて、
たくさんの「たのしい!」を皆さまにお届けしてまいりたいと心を整えております。

お正月から欧州を訪ね、刺激的で夢のような時間を過ごしてまいりました。

ブリュッセル公園.jpg

記憶に残したいすてきなモノやコトとの出逢い、
折に触れてご紹介していきたいと思っています。
(写真は、ブリュッセルにある広場です)

本年もどうぞよろしくおねがいいたします。

SHIORI HASHIMOTO





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2013年12月29日

はなうたをくちずさみながら


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。

みなさま今年一年もまことにありがとうございました。

年の瀬に、わたくしのオリジナル作品をご紹介させていただきます。

「NOTE」
五線譜と音符。
五線譜の風景をモティーフに、音符の居場所を切りとりました。
線と音符が作り出す「間」を楽しむ作品です。

みなさまに豊かな時間が流れるよう願いながら・・・。

[ブローチ]
ブローチ.jpg

[リング]
リング.jpg

そして、新しい年。

青い空の下
新しい旅のはじまりは
どんなステキな出逢いが待っているのだろうと
ワクワクの期待感
はなうたをくちずさみながら・・・。

窓辺.jpg

来年もよろしくお願い申し上げます

SHIORIHASHIMOTO







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2013年11月26日

「植田正治のつくりかた」


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです。
 
日本を代表する写真家のひとり
植田正治(1913-2000)の写真が東京駅にきています

パパとママとコドモたち1949.jpg
「パパとママとコドモたち 1949」

子狐登場1948.jpg
「子狐登場 1948」

砂丘モード1983.jpg
「砂丘モード 1983」

故郷である山陰地方を生涯拠点とし、
オブジェのように被写体を配置した絵画的で詩的で童話的な写真

最小限の要素、計算しつくされた構図の均整美や面白さは
見れば見るほどに
写真の奥深さへと誘ってくれます。

今回の新しい発見は…

「桜の花が咲いたら写真にならない」
と作者の言葉にあったように
翳りのような美をあらためて深く感じたこと

古の茶室内でみられる均整美や、侘び寂びの翳りの美のような・・・
日本人の血に受け継がれてる共通の感覚というか・・・

みていてとても心地よい理由は
そういうことかもしれないと。

新発見の作品を含む代表作150点を今みることができます。
館内、お仕事帰りのスーツのおじさまが目立ちました。

「生誕100年!植田正治のつくりかた」
1/5(日)まで東京ステーションギャラリーにて
金曜日は20時まで



SHIORI HASHIMOTO
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2013年09月07日

アンドレアス・グルスキー展


デザイナーのSHIORI HASHIMOTOです

ドイツの現代写真を代表する写真家
史上最高値の写真家

アンドレアス・グルスキー(1955-)

65点が初めて日本にやってきました

グルスキー 1.jpg
カミオカンデ(2007)


すべてが等価に広がる独特の世界観

「写真=現実」を疑うような、まるで抽象絵画のような写真

写真を使った画家と言われているそうです


グルスキー 2.jpg
バーレーンT(2005) 

グルスキー3.jpg
99セント(1999) 


この他にも衛星からの画像を基にした「オーシャン」(2010)や
白い絵具を落としたような「南極」(2010)が
とくに絵画のようで美しかったです

グルスキーの世界観

作者との視点の違いを感じ
地球の裏側を想像するような・・・

最高の気分転換にぜひ!


アンドレアス・グルスキー展
9/16(祝・月)まで六本木・国立新美術館にて



SHIORI HASHIMOTO


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