2本の指輪は、おひとりの方に贈られたエンゲージリングです。
2つの指輪が海を渡って交じりあい、こちらの2本のリングに生まれ変わりました。


ご相談にいらしたのは、アイルランド人の女性様と日本人の男性様。
それぞれのお母様から婚約指輪を譲り受け、
「2本を組み合わせて、エンゲージリングを作りたい。」
とご依頼をいただきました。
左が男性様のお母様の婚約指輪です。39年前に贈られたもの。
右が女性様のお母様の婚約指輪。こちらは49年前です。
アイルランドでは、ケルティックと呼ばれ、ブルーサファイアやグリーンサファイアのエンゲージリングが伝統的だそうです。小さい頃からお母様のジュエリーボックスを覗くのが好きだったという女性様、ご結婚を機に譲り受けたのだそう。

深いブルーのサファイアリングは、素敵なアンティークの雰囲気がありますが、
「高さを抑え、髪にひっかからず、普段から着けられるリングにしたい。」
という強いご要望がありました。
当初のお考えは1本のリングにということでしたが、センターストーンがどちらも立派でカジュアルに着けるには華やかになり過ぎてしまいます・・・。
何より40〜50年の時を経て、また海を渡って、ストーンが交じりあうことはとてもロマンティックだと思い、ダイヤ3石と、ケルト文化の伝統を引き継ぎサファイア1石の、2本のエンゲージリングをご提案させていただきました。
マリッジリングと合わせて3連で着けても素敵ですし、左右で着けるなどスタイリングを楽しめます。

サファイアを横向きにセッティングし、リングの高さも抑え、カジュアル・モダンに大変身しました。

サファイアのリングには、アイルランドのお母様の婚約の日を、日本のお母様の石がセンターストーンになったダイヤリングにはおふたりのお母様の名前をお入れしました。


アイルランドと日本。
お母様やお父様の想いも海を超えてこめられたスペシャルリングです。

コンセプト ジュエリーワークス
デザイナー 橋本志織
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